ABC(Activity Based Costing:活動基準原価計算)とは、
企業資源(リソース)が、どの目的に(コストオブジェクト)、どのような 業務活動(アクティビティ)に
消費されているかについてのコストを明らかにする手法です。

                 

   活動基準原価計算の導入効果

(1)活動基準原価管理(ABM:Activity Based Management) に基づく業務効率化
活動基準原価管理(ABM)とは、顧客が受け取る価値の改善をし、またその価値の改善に
よって原価を低減し、最終的には利益を改善する方法として、活動の管理に焦点を置く技法です。

■活動分析と活動の原価作用因の分析
活動分析   活動の原価作用因分析
実作業時間 遊休時間   原価作用因 リソース レート

付加価値活動
非付加価値活動
遊休時間を削減
出来るか
 
原価作要因 は
削減出来るか

リソースレートは
低減出来るか


(2)意思決定のための活動基準原価計算

  *商品戦略、顧客戦略の意思決定には、正確な利益性に基づいた判断が必須

製品/顧客戦略
−製品価格の決定支援
−最適な顧客/製品ミックスの構成
業務プロセス改善 −原価低減の可能性評価
−業務改善の可能性の評価、実施後の評価
組織戦略 −アウトソーシングか社内調達
−タイアップサービスの利益配分

                   ABC/ABMは会計入門eラーニングでさらに学ぶことができます。


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