テーマ:プロジェクトリーダーシップに関する一考察
講師:竹腰重徳(株式会社アイネット代表)
企業を取り巻く環境は、グローバリゼーションの進展、競争の激化、ITCの進歩などにより、かなり変化してきており、企業は企業のプロジェクトの成功を強く要求しています。
プロジェクトの成功か失敗かを決定する要因は、CCL(Center for Creative Leadership)の調査に表れていますように、技術的な能力や知識の不足によるものよりむしろプロジェクトリーダーシップのような人間関係による要因の方が大きいという結果がでています。
また、IT業界におけるプロジェクトでは、多くの場合次のような環境のもとでプロジェクトマネジメントする必要があります。
1.組織横断型体制のなかで、多数のステークホルダーをチーム活動に巻き込むようなリーダーシップが必要である
2.チームメンバーに公式の権限が明確でないまま活動する
3.プロジェクト組織はマトリックス型組織である
このような環境ではリーダーシップスキルは、プロジェクトマネジメントツールや技法と同様、プロジェクトの成功に非常な重要な役割を果たします。
したがってプロジェクトマネジャーがリーダーシップ能力を強化していくためにリーダーシップに関する知識を学習し、それを日常の活動に生かしていくことが重要と考えられます。
幸い、リーダーシップ能力は先天的な能力というよりは、後天的に能力をアップできるといわれていますのでリーダーシップについて知識を習得し、学習していくことは今後の活動に役に立つとおもわれます。今回はリーダーシップの概要として、リーダーシップとは、一般のリーダーシップ概論、エモーショナルインテリジェンス(Emotional Intelligence(EIあるいはEQ)リーダーシップについてお話したいと思います。